現代版組踊「大航海レキオス~海の詩~」

yurippe

2005年07月17日 14:25



今週22,23日上演の現代版組踊「大航海レキオス」。

「6月公演とはどう違うの?」という皆様の質問にお答えして、今日は7月公演の
見所をお話します☆

見所1☆アカハチとマムヤの恋物語がより濃密に、より深く描かれます。
主人公・航太の旅の仲間、オヤケアカハチとマムヤ。
お互い、気になる存在でありながら、いつも冗談ばかり言っている。

豪放磊落で明るいアカハチ。
旅と人生を謳歌している彼には、まるで悩みなどないように見える。
しかし、彼には「オヤケアカチの乱」で受けた、ぬぐいきれない心の傷があった。
そして、その傷が、彼を「力を持った本来の自分」から遠ざけ、時には自己嫌悪の
もととなっていた。

しかし、マムヤに惹かれていくうちに、その傷を乗り越えたいと思いはじめる。
そして、ある事件をきっかけにアカハチは真の自分を、さらには真の愛を取り戻す。

大切なものを守る時、男は真の漢(おとこ)になる…。

愛に迷っている人、自分を変えたいと願っている人、…必見です。

見所2☆ダブルキャストのシルベとカジ
物語を絶妙な間でひっぱる、ストーリーテーラー的存在の不思議な兄妹・シルベとカジ。
いわば「大航海レキオス」の要的存在であるこの2人を、7月公演ではダブルキャストで
演じます。

22日は6月公演でもシルベ&カジを演じた、崎浜秀弥と吉田亜子(14歳)。
類まれなる演技力で、洒脱に、そして大らかに、物語にうねりを作っていきます。
常に進化している二人。6月公演とはまた違った演技を見せてくれます。

そして、23日は大城孝充と大村沙亜子(14歳)。
未知数の二人には可能性がはちきれんばかりに詰まっています。
崎浜・吉田コンビとはまた違う、おしゃまで気かんきの強いシルベ&カジを
演じています。

シルベ&カジの個性が変わることで、実は主人公・航太のキャラクターも
変化します。そして、物語もまったく違う2つの物語といった趣に
なります。

二組のシルベ&カジの競演をぜひ、ご覧ください。

■公演詳細■  
現代版組踊「大航海レキオス~海の詩~」←残席有り 

 日時:(7月22日)開場18:30、開演19:00
     (7月23日)昼の部・開場12:30、開演13:00
         夜の部・開場17:30、開演18:00
 場所:パレット市民劇場(那覇市)
 料金:大人3,000円 高校生以下2,500円(当日券は500円UP)
 チケット取扱先:リウボウ(パレットくもじ)、沖縄三越、譜久原楽器、ファミリーマート、ローソン

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